国境の島を彩る花めぐりの旅
みどころ 対馬固有(世界で対馬だけ)の植物は、シマトウヒレンやツシマギボウシなど意外と少ないのですが、対馬にはその地理的条件により多くの大陸系植物が自生しています。また、大陸と対馬には分布するが日本本土には分布しない植物や、日本本土と対馬には分布するが大陸には分布しない植物などがあり、生物分布の陸橋の島の様相を呈しています。
コース 対馬島内各所
ナンザンスミレ 3月、冬枯れの木立の中でゲンカイツツジがピンク色の花を咲かせて対馬に春の訪れを告げるころ、落葉樹林の落ち葉の間ではヒトリシズカがひっそりと花を咲かせ、ナンザンスミレなど日本では対馬でしか見られない植物たちも可憐な姿を競い合うように花を咲かせていきます。
ヒトツバタゴ 4月下旬から5月初旬にかけて、対馬北部の上対馬町鰐浦地区の山々は、ヒトツバタゴの花で白く染め上げられます。鰐浦はヒトツバタゴの日本最大の群生地として国の天然記念物に指定されており、島内外の花見客で賑わいます。別名ウミテラシ。
ハクウンキスゲ 夏、各地でネムノキが扇状のピンクの花を風に揺らす頃、海岸の岩場はハクウンキスゲによって黄色く彩られます。
オウゴンオニユリ オニユリが突然変異を起こし、花弁が黄色くなったもの。野生状態では絶滅したと見られていますが、島内各地の人家などで栽培されており、7月から8月にかけて美しい花を咲かせます。
モミジ 秋が深まる11月、上対馬町舟志(しゅうし)のモミジ街道は、数キロにわたって黄葉・紅葉に彩られ、渓流の美しさもあいまって、多くの観光客を誘います。
ツシマヒョウタンボク 冬、ヤブツバキが咲く頃になると、植物たちの活動もひとやすみ。年が明けて、気の早い珍木ツシマヒョウタンボクが花を咲かせても、他の植物たちは寒さに耐えるよう、じっと春の訪れを待ち続けます。
対馬の植物関連サイト
対馬植物図鑑 地元対馬で長年植物の研究、希少種の増殖活動を続けている國分英俊さんの協力により、対馬野生生物保護センター、ボランティアスタッフで共同製作・運営されているホームページ。 対馬植物図鑑 http://marugoto.cool.ne.jp/tsushima/syokubutsu-zukan/
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