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観光情報地域情報対馬マニア |
万葉の峰・有明山&朝鮮出兵時の山城・清水山城トレッキング
みどころ
コース
厳原の中心部・対馬市交流センターの近くの清水が丘から、清水山へ登ることができます。
清水山と有明山は、途中まで同じルートを歩きます。
豊臣秀吉の朝鮮出兵時、佐賀には名護屋城、壱岐には勝本城、そして対馬には清水山の尾根を利用する形で清水山城が築かれました。上対馬の撃方山とともに、佐賀・名護屋城からの兵站を結ぶ駅城です。
清水山は市街地に近く、昼休みに散策などで訪れる人もいる登りやすい山です。
清水山城には下から三の丸・二の丸・一の丸が築かれており、市街地に一番近い三の丸からでも、厳原の町と港を一望できます。
三の丸から見た、厳原の中心部・厳原港の様子。
当時の城郭跡がよい状態で残されています。築城の責任者が誰かについては諸説がありますが、宗家19代・宗義智によるものとの説が有力です。
秀吉の朝鮮出兵により、朝鮮との貿易に経済を依存していた対馬は非常に苦しい立場に追い込まれますが、宗義智の懸命の努力により、日本と朝鮮の関係は徐々に回復していき、やがて朝鮮通信使(回答使兼刷還使)の招聘に成功します。
写真撮影時の3月、一の丸には大陸系のゲンカイツツジが咲き、周辺はピンク色に彩られていました。
さて、ここからは有明山への道。木漏れ日が心地よい林道を進みます。
登山道は途中でいくつかに分岐していますが、万松院行きの林道はほとんど使われておらず、悪路なので要注意。
山頂近くの樹木には、樹種を記した木の札がつけられており、参考になります。写真はスダジイの巨木。
尾根沿いの道は、幅も広く傾斜も緩やかです。
有明から見た対馬の霊峰・白嶽。
有明山山頂は、対馬では珍しい草原になっています。古くは「対馬の峰」として万葉集にも詠まれた名山です。
万葉人も見た、青い空と水平線が広がっていました。
まだ肌寒い3月、山頂の草原の水溜りには、カエルが次の命を育んでいました。
帰りの林道。朝鮮出兵という対馬激動の時代の空気、万葉の時代のゆったりとした時間の流れ、そして春の香りを感じて動き出した生き物たちの息吹にふれる有明山・清水山トレッキングです。
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