観光・自然・歴史

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日本海海戦記念碑[殿崎公園]

1905年(明治38年)5月27~28日。日露戦争末期の日本海海戦にて、日本の連合艦隊はロシアのバルチック艦隊を殲滅しました。
この対馬沖で繰り広げられた日本海海戦を記念して地区住人により建立された記念碑です。
この海戦の際、撃沈されたロシアバルチック艦隊のウラジミル・モノマフ号の水兵143名は、4隻のボートに分乗し、この地に上陸しました。
戦況を見守る傍ら農作業をしていた農婦は、命からがら逃げ延びてきたこの水兵達を水の湧き出す泉へ案内し、夜は西泊の民家へ分宿させるなど、手厚く持てなしたといいます。
題字の恩海義喬(めぐみのうみ、ぎはたかし)は、この話を聞き、心を動かされた東郷平八郎連合艦隊司令長官の書によるものです。
また記念碑の題字も東郷平八郎連合艦隊指令長官の親筆で、「恩海義僑」と書かれています。
(「戦争で死の海となった対馬の海が恩愛の海となった。対馬の人たちの義は気高いものだ」という意味を表しています。)

鰐浦(わにうら)のヒトツバタゴ

ヒトツバタゴはモクセイ科の大陸系植物で、古代より大陸への窓口であった対馬を象徴する植物として、対馬市の木に指定されています。
対馬北部の鰐浦地区は国内最大の自生地であり、5月初旬の開花期には3,000 本といわれるヒトツバタゴが一斉に白い花を咲かせ、初夏に積もる雪のようです。
波の穏やかな日には、山を白く彩るヒトツバタゴの花の影が海面を白く染めることから、「海照らし」の別名で呼ばれています。
・昭和3年 国の天然記念物に指定
・平成21年3月 「島の宝100景」(平成21年3月)認定

韓国展望所

韓国まで49.5㎞の至近距離にある上対馬町は、天気のよい日には韓国釜山市の町並みが望める、まさに「国境の町」です。この展望所は、地理的にも歴史的にも深い関係にある韓国の古代建築様式を取り入れて建造されており、展望台についてはソウルのパゴダ公園にある多目的施設を、ゲートについては韓国国際ターミナル(釜山)の入口ゲートをそれぞれモデルにしています。展望所から見る釜山の夜景も大変美しく、トイレ・駐車場等も整備されているため、観光スポットとして人気を博しています。

三宇田(みうだ)浜海水浴場

対馬北部東岸に位置する三宇田浜は、平成8年に「日本の渚・百選」の認定を受けた対馬でもトップクラスの海水浴場です。対馬では珍しい極めの細かい貝殻成分からなる天然白砂の浜です。
太陽光を浴びるとエメラルドグリーンとなる海は、南国を思わせ、感動を誘います。
ペンション、温泉施設「渚の湯」、キャンプ場などが隣接しており、夏を中心に島内外の海水浴客で賑わうスポットです。

豊砲台跡

世界軍縮会議の結果、廃艦となった軍艦「赤城」の主砲(「長門」「土佐」という説もある)をこの砲台に据えたもので当時は世界最大の巨砲でした。
豊砲台は、実践では一度も発射することがなく、「撃たずの砲台」と言われたりもしますが、第2次大戦時に日本海側の都市に艦砲射撃による被害がなかったのは、対馬要塞の強力な火砲による威圧の効果が大きかったためです。
砲台入口まで車で行くことができ、入口の照明スイッチを押すと照明が30分間点灯するため、砲座・砲具庫・巻揚機室などの内部構造を安心して観察することが出来ます。