イベント

5件ありました

ヤクマ祭

対馬の古い俗神として、固有の特色を持つ天道信仰は、神仏習合の典型的祭祀習俗を伝承してきました。
「ヤクマ」と称する祭礼は、この天道の祭りであり、旧暦6月初午の日にこの塔の面前で祭祀を行います。
海岸の石を円すい状に積み上げて、男児の健やかな成長や五穀豊穣を願う伝統行事で、「ヤクマ祭り」と言われます。
石塔は「ヤクマの塔」と呼ばれます。
以前は対馬各地で見られましたが、今では、この木坂地区と青海地区のみに残っています。

サンゾーロー祭(亀ト神事)

旧暦の1/3、豆酘の雷(いかずち)神社(旧称:嶽之大明神)の社前で新年の祈祷と、新年の吉凶を占う亀トが行われます。この祭礼を俗に「サンゾーロー祭り」といいます。
貞享3年(1686)の『対州神社誌』には、「嶽之大明神。神体は則ち岩也。社無し。由緒不知。殿様の御占並びに郡中の焼占を正月三日に仕る。」とあります。
神主は殿様(島主)の御運、藩中の動静、朝鮮貿易の吉凶、群中の作物の豊凶などを占ったことが報告されおり、公式には明治4年の廃藩まで行われました。
現在この亀トは形骸化したが、祭礼の次第はほぼ古式に伝承されており、貴重な民族資料として有名です。

豆酘の赤米神事

豆酘(つつ)は対馬の南の端に位置しています。ここには稲の原生種といわれる赤米の穀霊を神として祀(まつ)る行事が一年を通じて行われています。
中でも最も重要な神事が「頭受け神事」です。すべての神事を取り仕切る頭仲間と呼ばれている集団があり、御神体の赤米が前年の頭主(とうしゅ)の家から次の頭主の家へと「神渡り」するのです。
本座の中央に吊られた神の俵を降ろし、「お守り申す」役の背中に乗せられ、深夜、神様がお渡りして行きます。
その為、毎年旧暦1月10日の深夜に多久頭魂神社(たくづだまじんじゃ)にて行われています。
御神体は再び天井から吊るされ、豊作を祈願する「受取り渡し」の儀式が行われます。