対馬楽FW「平坂寛と行く!昆虫観察」を開催しました

今日は早朝から大好きな釣りができて(ちゃんとお仕事です)テンションが上がっていた(過去系なのは釣れなかったから)ムラピーです、こんにちは!

先日、線状降水帯の出現で久しぶりに大雨に見舞われた対馬でしたが、大きな被害はなく今は観光地も元通りに復旧しております。
しかし、バケツをひっくり返したような大雨が降って、驚いたのはきっと人間だけではありません。森の生き物たちもさぞびっくりしたでしょう!

そんな週末、あの人が久しぶりに対馬にやってきました!そう、生き物ライター&YouTuberの平坂寛さんです。
やってきましたというか、観察会を実施するためにお招きしたんです^^

対馬楽でお呼びするのは3回目ですが、実はね、毎度台風やら大雨やら、、心配0で迎えた来島は1度もないんです笑
(ええ、その理由がなんとなく予想できた方は、もう対馬観光物産協会サポーターに認定です。そう、別名・妖怪あめふらしの局長Nの興奮のせい。。)


で、2年ぶりにお会いしたら、いつの間にか27万人のフォロワーを持つYouTuberになっていらっしゃいましたが、いつもと変わらず人間にも生き物にも気さくで、そして生き物愛が倍増しておられました。


短い30分の座学では、対馬の人々(対馬っ子)に、平坂さんがこれまで世界中で対峙してきた生き物とのエピソードや「対馬の生き物のすごさ」と「生き物を観察する心構え」などを語っていただきました。

△「君たちがいつも見てるクワガタは、ツシマヒラタクワガタといって、日本最大でみんなの憧れの虫なんだぞ?当たり前に見てるからスゴさ、わかってねーだろ?忘れるんじゃねーよ?まじズルいんだから、対馬!」的なことを熱弁している平坂さん

ちなみに今回、お借りした会場・対馬博物館には現在、ご覧のような自然史展示がございます。必見です!
対馬で40年以上も昆虫研究を続けていた相浦正信さんのコレクションです。今では自然の中で見ることができなくなった昆虫なども貴重な標本資料として残してくださっています。ぜひ一度のぞいてみてくださいね。

△対馬博物館2階「相浦正信コレクション展」 

そして、いよいよ外も暗くなってきたので、近くの山まで夜の昆虫観察会に出かけます。
その頃、我々スタッフ、平坂さん共にワクワクしつつ、内心ドキドキしながら山に入りました。
ドキドキの訳は、前述の大雨により、下見ではクワガタが確認できず、ほかの昆虫の気配もなかったからです。

まー、そんなこともあろうかと前日、前々日とトラップも仕掛けておいたのですが、それにも来ておらず。。

△準備したトラップ

※一応、今回の作り方の説明を。(いろんな方法があるので、ぜひご自身でも調べてみてね^^)

まず密閉できる袋に、バナナ、イースト、カルピス、アルコール25度くらいの焼酎を入れ、フリフリして放置するだけ。嗅ぐと、ウっ!と顔を背けたくなるぐらいに香ってきたら完成です。この発酵したペーストを、器に入れて木のそばに置いてみました。(トラップは最後には必ず持ち帰りましょう!)

ちなみに今回は、局長Nがバナナを放置しすぎてご覧のようにすでに熟れすぎていたので、完成したペーストは、もう凶器でした。鼻もげたかと思った。。

で、この熟々トラップに最後の望みをかけて、講座直前に局長Nが木のそばにトラップ仕込みへ。

ということで、観察会に向かう道中の我々は脳内で「お願いクワガタ、お願い。姿を見せて。お願いお願い」と唱えておりました。

で、到着して、あたりをみんなで捜索すると。。。

△いないですね〜。。(平坂さん、苦笑い)(周りの大人は必死に探す笑)


でも、そんな大人たちの心配をよそに、子どもたちはバッタとかコオロギで十分テンション上がっているというね笑

本命のクワガタやカブトムシは見れなかったけど、ナナフシや大きなムカデや小さな虫たちの顔も見られたし、、今回は昆虫観察の極意は学べたしよしとするか!さあ下山だー、と気持ちを切り替えようとしている矢先。。

「あーーーーー!おるーーー!なんかおるーーーー!」


△見えますか?木の節の少し上らへんにある、黒い粒。ツシマヒラタクワガタ様、登場。


一番最初にみんなで確認した、トラップを仕掛けていた木に、いたーーー!
やっぱり夜行性なんですねー。このぐらいの暗さになると出てくるのかー!どうも木のウロ(樹皮がはがれて木の中が腐るなどしてできた隙間)でお昼間はじっとお休みしていて、やっと夜に出てきたところを観察できたようです。

昆虫観察する前に学ぶことはたくさんあるということがわかりました。

その虫の好きな木の種類や好むエサ、そして行動時間など、さまざまなことを知っておく必要がありますね。



平坂さんの講座での言葉を借りるなら「昆虫観察は研究そのもの」です^^


研究というと難しく感じるかもしれないけれど、

「なぜ?」「そうだったのか!」を夢中でくりかえすことで、気づくと生き物について詳しくなっている。


それを小さい時から、いい大人になった今まで(言い方。笑)ずっと楽しんで続けている平坂さんを見ていると、忘れかけていた、とっても大事な「幼い頃の気持ち」を思い出したような気がします。

………………

さて、最後にちょっと遅れて、大御所の雰囲気をまとって登場してくれたツシマヒラタクワガタのおかげで、大人も子どもも気持ちよく観察会を終えることができました!

「あーあ、見れなかったね。。」というどんよりした空気の中、冗談のようなタイミングで登場したので、
あの場にいた半分以上の大人は(私も、平坂さんも含め)

「絶対、局長が仕込んだでしょ?5分くらい姿見えなかったときあったもんね?」

って思ってますが、ヤラセ0のようです。何度も尋問しましたが、本当に空気読めるクワちゃんでした^^笑

ありがとうね、クワちゃん!

あ、そういえば帰り道には、こりゃまた珍客が楽しませてくれました^^

△対馬にのみ生息する無毒のヘビ・アカマダラ

………優良な対馬観光物産協会サポーターのみなさんはお気づきだろうか?

「あれ?なんか見たことある風景だなー」


△2年前の観察会の様子

「なになに?毎回ヘビ出てくるのお決まりなの?」



「そして必ず隣には迷彩柄の少年がいるんだけどー!!」
(過激派組織の指導者と工作員と毒ヘビではありません)


はい、ヘビ大好きな平坂さんに呼ばれてでてきちゃうみたいです。

今回のアカマダラは小さい子どもだったので、私も触らせてもらいました!

△ヘビ使いの女・ムラピー。小さくてかわいいー。色が美しい!

あー、楽しかったなー

対馬の夏・対馬の昆虫すごいぜ!

△「カプりっ!」「あいてー!」

講師の平坂さん、参加者のみなさま、ありがとうございましたー!!


>>日本最大のクワガタ「ツシマヒラタクワガタ」を捕まえろ!in 対馬 (YouTube「平坂寛の珍生物図鑑」2022.07.30より)