激動の対馬を旅する厳原城下町歩き

- 目次
豊臣秀吉による朝鮮出兵(文禄慶長の役)と徳川家康の命による国交回復交渉の時代の史跡を徒歩でめぐりながら、日朝両国の平和的関係の樹立のために対馬が苦闘した激動の時代にふれるコースです。
コース
観光情報館 ふれあい処つしま
- 滞在時間
- 15min
- 09:00

「観光の間」は、対馬の歴史・自然・観光地の写真・年表・映像などを展示・上映しています。まずここで対馬の概要をご覧ください。
- 移動時間
- 5min
- 09:15 出発
- ふれあい処つしまから旧金石城庭園まで徒歩で5分
金石城跡・旧金石城庭園
- 滞在時間
- 15min
- 09:20 到着
金石城跡

1669年、対馬藩三代藩主・宗 義真(よしざね)がそれまでの金石屋形を拡張・城郭整備を行い、金石城と呼ばれるようになりました。城跡全体が国の史跡に指定されています。
旧金石城庭園

宗家の居城であった金石城の庭園。国の名勝に指定されており、平成20年5月から一般公開されています。
- 移動時間
- 5min
- 09:35 出発
- 金石城跡から万松院まで徒歩で5分
宗家菩提寺・万松院
- 滞在時間
- 60min
- 09:40 到着
万松院

対馬藩2代藩主・宗 義成(よしなり)が、父・義智の冥福を祈って1615年に建立し、菩提寺として特別の崇敬を受けてきました。桃山様式の山門は、対馬最古の木造建築物と言われています。徳川将軍家の大位牌、朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)などが保管・展示されています。
徳川将軍家の大位牌

万松院の本堂には、徳川2代将軍秀忠公から13代家定公までの大位牌が安置されています。対馬藩に対する徳川幕府の信頼を表し、また幕府に対する対馬藩の忠誠の証でもありました。かつて万松院の近くにあった東照宮が明治期に廃社となり、万松院に移されました。
三具足(みつぐそく)

対馬藩主の逝去に際し、朝鮮王朝から贈られた三つ揃いの仏具(花瓶・香炉・燭台)で、対馬藩に対する朝鮮王朝の特別の信頼を表すものです。
百雁木

御霊屋へ続く百雁木(ひゃくがんぎ)。雁木とは石段のことで、石段の数が132段あることから、百雁木と呼ばれています。
大杉

万松院の建立前からあったと言われる大杉が3本あり、長崎県の天然記念物に指定されています。
宗家墓所

初代対馬藩主・宗義智(そうよしとし)公以降の歴代藩主が祭られており、前田家墓地(石川県)・毛利家墓地(山口県)と並ぶ日本三大墓地のひとつとされています。
- 移動時間
- 10min
- 10:40 出発
- 万松院からふれあい処つしままで徒歩で10分
観光情報館 ふれあい処つしま
- 10:50 到着