観光・自然・歴史

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御岳(みたけ)

対馬北部・上県町の御岳は、白嶽と並んで古くから知られた修験道の聖地で、雄岳と雌岳、平岳が連なって御岳と呼ばれています。北部において御岳(雄岳)は唯一479mの標高がありますが、これは南部の500m級の山岳同様、地下のマグマ活動の影響を受けているためで、山頂付近にはマグマ活動の名残りの玄武岩が露出しています。そして古くは対馬最高峰と信じられていました。またツシマヤマネコの生息地でもあり、かつては巨大なキツツキの仲間「キタタキ」が生息するなど、南部の山々とは異なる独自の生物分布をもち、天然記念物・特定動物生息地保護林などに指定されています。モミの巨木・小動物・菌類によると生と死、循環と再生のドラマが繰り広げられており、神秘的な原生林の姿を体感できるスポットです。

漁火(いさりび)公園

見渡す限り空と海が広がる高台のパノラマ公園です。
昼の爽快ビューはもちろん、夜にはまた違った楽しみが待っています。それは対馬名物の漁火です。
漆黒の海にきらめく漁火はロマンチック!
4~11月なら無料足湯「対馬海峡漁り火の湯」に浸かりながらうっとり楽しむことができます。
ここは“ひと休み”感覚で立ち寄ることができる人気の足湯でもあり、市民のふれあいスポットです。

※足湯は4月~11月の期間限定です。

網代の漣痕と洗濯岩

対馬の地層は、全島が対州層群と称される砂岩と頁岩の互層が主体を成し、その深さは4000m以上にも達します。
漣痕はこの砂岩上に、地質時代、水流や気流あるいは波浪の作用によって波状に遺された痕跡で、リップルマークともいいます。網代の漣痕は、国内最大級の水流によって形成された舌状痕です。
海岸に波を打ったようなでこぼこの岩盤を漣痕といい、浅い海底にたったさざなみがそのままの状態で今も海岸に姿を残しています。規模も大きく、太古のさざなみの音がいまにも聞こえてくるような対馬の長い歴史を感じさせる「さざなみ」の化石です。

龍良山(たてらやま)原始林

厳原町南部に位置し、標高559mの龍良山の麓に広がる原始林です。
天道信仰の神体山として全山が神地されてきたため、千古斧が入ることがなく、極めて自然度の高い照葉樹林として、国の天然記念物に指定されています。森の平均樹齢は200年で、スダジイ・イスノキなどが他の地域では見ることのできない巨大な姿を見せています。
樹、樫、椎、イス等の暖帯系広葉樹が主で、対馬を代表する暖帯林として貴重な存在です。

琴(きん)の大銀杏

上対馬町琴(きん)の長松寺にあるこの巨木は、樹齢千五百年といわれる日本最古の銀杏であり、文字通り対馬の親木です。樹幹を失った空洞の中には、お稲荷さんが祀られています。
「琴の銀杏の木は対馬の親木」と地つき唄に唄われ、「沖より見れば茂りて山の如し」と古文にもあります。
永きに渡って風雨に耐え続け、現在もなお樹勢は盛んで、春に枝いっぱいの葉をつけ、秋には黄葉し、晩秋の落葉の時は、まるで小判でも撒き散らすような荘厳な景色です。正確には幹廻り12.5メートル、樹高40メートルで県指定文化財に指定されています。

神話の里自然公園

海神をまつる和多都美神社まで徒歩3分の位置にあり、烏帽子岳の中腹に広がる自然公園です。園内には常設テント、オートキャンプ場、管理棟、ふれあい交流の棟、日本庭園、コンビネーション遊具、SUP・シーカヤック体験施設などがあり、子供から大人まで楽しめる施設となっています。またインストラクターつきのSUP・シーカヤックでは、和多都美神社の海上参拝も楽しめます。

清水山城跡

厳原八幡宮の背後に控える清水山城跡は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の年である天正19年(1591)に構築したといわれています。
肥前の名護屋、壱岐の勝本、上対馬の撃方山を結ぶ兵站線の駅城で独立状の丘陵清水山は馬背状を呈し、丘陵線上に、本丸、二の丸、三の丸と地形に即して階段状に営んでいます。
規模はさほど大きくありませんが、歴史的には文禄慶長の役の遺跡、構造上からは遣禄頃の城跡、また、三郭には虎口の桝形の遺構が極めてよく残っているなど、国指定記念物でもあり、史跡としての価値が高いです。

上見坂(かみざか)公園[上見坂堡塁]

厳原と美津島の町境にある標高358mの展望台です。
展望台からは、日本の代表的な溺れ谷、入り江と島々が作り出す浅茅湾のリアス式海岸が箱庭のように眼下に広がります。
遠く九州本土や韓国の山々が見えるのも国境の島ならではの眺望です。
家族連れで楽しめる行楽地で、夏の夜は暗い海に漁火がきらめき、ファンタジックな景観は見事です。
遊歩道を奥まで歩くと、明治後期に築かれた砲座跡が姿を現します。
口径15センチの火砲が4基据え付けられていましたが、実戦では一度も発射されることはありませんでした。

舟志のもみじ街道

対馬市上対馬町の舟志(しゅうし)川周辺は「舟志森林公園」として整備され、対馬一の紅葉を誇っています。川沿い約7キロに渡り、モミジやカエデが群生し、「もみじ街道」と呼ばれる散策コースも整備されています。秋が深まると川面に紅葉の赤と常緑樹の緑が錦を織り成し、水面に赤や緑の色が映りとても美しく、訪れる人を魅了します。毎年11月初旬には「もみじ祭り」が開かれ、歌謡ショー、舞踊、高校ブラスバンド、地元特産品販売、野点、バトントワラ、ゲームなどが開催されます。

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